12/2 諸行無常

先日すごく大切にしていた患者さんが永眠された。

最期となる日に2人で話したいと手を握っていただいた。

 

午前10時に訪問し、午後11時に救急搬送。翌日に永眠されている。

10時に訪問した際、呂律は回っていなかったが、次の日の朝には亡くなるとは思っていなかった。

そのため、手を握っていただいた際は照れてしまい2人で話す時間を多く取らずにその場を離れてしまった。

次に緊急で呼ばれた時には、意識レベルはⅢ-300で痛みが非常にありまともに会話もできない状態となっていた。訪問診療の医師から皮下点滴でモルヒネ50mg+生食67mlでPCAにつなぎ持続で痛み止めされることとなった。

それでも、痛みがおさまらないため救急搬送で病院に受診し敗血症の診断となった。

訪問診療の医師は次の日の朝に病院に行っているので、素晴らしいと思った。

 

病院で働いていた頃は、上司に褒められるために頑張っていたところはあったが、

今は自分で立ち上げて、患者さん目線になって動いていると思う。